いつもかんぼれんをご理解ご支援いただき、心より感謝申し上げます。
かんぼれんは、2003年に発足し21年になります。
会員の皆様のご支援のお陰でカンボジアのイエズス会サービスカンボジア(JSC)シソポン事務所と連携をしながら、シソポンの障がいのある人や貧しい人たち、子どもたちへ様々な支援を届けることができました(→詳しくは活動報告へ)。
2022年、カンボジア政府のNGOへの制限や、イエズス会サービスカンボジア(JSC)への寄付金が減っていることにより、JSCの方針変更せざるをえなくなりました。
その結果、かんぼれんの支援先のシソポン事務所は、スタッフから5人から3人に削減され、プロジェクトは開発支援(家、牛銀行、農業ローンなど)がなくなり、今後は車椅子と教育のプロジェクトが中心になるとのことでした。
2024年2月のスタディツアーでシソポンを訪問時には、3人のスタッフで車椅子と教育のプロジェクトを今まで通り精力的に活動をされていたと報告がありました。
カンボジアは急速に発展していますが、昔より少しは良くなったものの辺境の農村は貧しいまま、格差が広がっていると感じています。
シソポンの支援先には、支援でようやく人間らしく暮らせる人たちがたくさんいます。
JSCの車いす支援では、地雷事故やポリオや麻痺など病気、加齢により車いすを必要とする人たちを定期的なサポートをしてきました。貧しい障がい者や障がい児者、高齢者が安心して暮らせるのはJSCのサポートがあってのことです。
教育支援では、子どもが安心して学びを続けられる様々な支援をしてきました。
家の仕事や農作業をせずに学校に通い、中学や高校へ進学できる子が増えてきました。
JSCが長年学生および家族それぞれを丁寧にサポートすることで、今は大学で学ぶ子どもたちがでてきていること、また2024年2月のスタディツアーではそのうち3人にお会いできた、といううれしい報告もありました。
かんぼれんは、これからもJSCシソポン事務所のスタッフと連携しながら支援をしていきたいと考えております。
これからも息の長い支援を続けていけるよう、今後ともご支援をよろしくお願い致します。
詳しくはこちらをご覧ください↓
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2004年~2023年の支援報告や報告会動画もぜひご覧ください!