2013年の支援報告

【2013年支援一覧】
  1. 開発支援
    • 障がい者、貧しい家族のための家 7軒
    • 障がい者のためのトイレ 3家族
    • 農業ローン サトウキビ農家 10家族
  2. 教育支援
    • 学用品(文房具や教材、制服、バッグなど) 50 人
    • お米による奨学金 10人
    • 奨学金 19人
    • 通学用自転車 17人
    • 学校、移動図書館への本(ブックレット)
    • ラジオ教育プログラム放送
  3. 車椅子支援
    • 車椅子 25人
    • 三輪車椅子 3人
  4. 健康支援
    • 医療支援 入院患者の支援 6人
    • ヘルスパック
  5. Light of Mercy Home 子どもの家

2013年はイエズス会サービスカンボジア(以下JSC)シソポン事務所のプロジェクトの中から、障がい者や貧しい家族のための家の提供、車椅子、三輪車椅子、障がい者のためのトイレ設置、農業ローン、医療支援、教育支援、通学用自転車、お米による奨学金、奨学金、ラジオ教育プログラム放送の支援をしました。

JSCシソポン事務所の支援は障がいのある人、貧しい人たちの生活、教育、医療、車いすなど生活全般にわたります。スタッフは毎日遠方の村まで出かけて行き、困っている人々を見つけ出し、それぞれの人が必要としていることを支援しています。また、支援したら終わりではなく、スタッフがその後も定期的に支援した人たちの状況を確認しているため、私たちは安心して支援ができるのです。

JSC シソポン事務所スッタフからのメッセージ

11年間はそれほど長い期間には思われないかもしれません。しかし、かんぼれんとJSCが協力できた活動は計り知れません。
かんぼれんの協力のおかげで何百人もの児童、生徒たちが学校で学ぶことができるようになりました。それだけではありません。地雷などの被災者は、経済的にも精神的にもサポートされました。
多くの貧しい家族は、今安心して暮らせる家に住んでいます。また多くの貧しい障がい者は、車いすで生活ができています。
Banteay Meanchey州(シソポン周辺地域)の何千もの貧しい人々、社会から排除されていた人々は、かんぼれん会員の慈愛深さにありがたさを感じています。

1.開発支援

障がい者、貧しい家族のための家

障がい者 4家族、貧困 3家族、7家族に新しい家を提供しました。

障がい者のためのトイレ

農業ローン 10家族

今年はサトウキビ農家10家族に1家族320ドル少額ローンを提供しました。

2.教育支援

JSCでは、奨学金を親に障がいがある家庭、貧しい家庭の子どもに出しています。
奨学金を出している子どもたちには、JSCスタッフが毎月、それぞれの子どもたちの学習進度を確認するフォローアップもしています。

学用品 50人

通学用自転車 17人

小学校は各村にありますが、中学生になると家から学校まで3~5kmと遠くなります。
自転車を買えない家庭の子どもたちのために、中古自転車を提供しました(日本製の中古自転車1台$50)。

ラジオ教育プログラム放送

大人向けの放送で、「地雷」「人権問題」などの啓蒙を目的として行っています。

車椅子支援

車椅子を25人、三輪車椅子を3人に提供しました。

Light of Mercy Home 子どもの家

JSCが運営するプノンペンにある障がいのある子どもたちの施設。
ここでは、身体障がい、視覚障がい、聴覚障がいなど様々な子どもたち30人以上が助け合いながら暮らしています。毎年スタディツアーで訪れると、子どもたちが日ごろ練習をしている、カンボジアの伝統舞踊や音楽の演奏などで大歓迎してくれます。

2011年から、かんぼれんは『子どもの家』への支援を始めました(→詳しくは2011年報告へ)