クリスマスと新年おめでとうございます
Dear collaborators and friends,
今年は、コロナウイルスの影響に対して少し息抜きができましたが、最近はまた、広がるようになったようです。なかなか完全に安心させてくれません。しかし、今年の最も気になっているのは、ウクライナのことです。
ウクライナの人々、ロシアの人々にとって、今年のクリスマス、新年はどうなるのでしょうか。また、あの攻撃を口実にして、日本を含めて多くの国は、武器を増やそうとしています。「平和」と叫びながら、飢餓と貧困、洪水や干ばつ、環境破壊などによって、苦しんでいる人々の尊いいのちを救うためではなく、そのいのちを奪うためにしか使えない武器を増やすために、いっぱいお金を使うことに多くの人々が賛成しているようです。
クリスマスのイルミネーションや飾りをつけます。クリスマスの音楽も流しますが、クリスマスのメッセージはどこに消えたのでしょうか。私たちは、ムードだけにとらわれることなく、クリスマスを祝いながら、そのメッセージを実現するためにどうすればよいかを探りましょう。
今年も、残念ながら、カンボジアを訪れることはできませんでした。
しかし、3年ぶりに例年の報告会(9月)を開いて、2020年のスタディーツアーと、2019年から2021年までのかんぼれんの支援内容を、参加者の皆さんと分かち合うことができました。とてもうれしいひと時でした。
カンボジアでは、イエズス会の代表者、イエズス会サービスカンボジア(JSC)の責任者、そしてシソポンのザビエル学校のディレクターが変わりました。今まで彼らとメールで連絡を取っていましたが、来年2月に訪れて、直接にいろいろと相談できることを期待しています。そして言うまでもなく、3年ぶりに、シソポンのスタッフの皆さんと、かんぼれんの支援を受けた人々に会えるのを心から楽しみにしています。
JSCシソポンの来年の活動計画には、5人の子どもがいる貧しい家族のための新しい家、貧しい障がい者のための車椅子、地雷被害者のための援助など、というプロジェクトがあります。JSCの責任者であるIn-gun
Kang神父のメールによれば、今までの主なドナーの一つは、財政上の危機によって、来年の援助ができなくなりました。今はドルが非常に高くなっていますが、かんぼれんとしては、皆さんの協力によって、できれば20,000ドル前後の支援をしたいと考えています。是非ともよろしくお願いいたします。
2023年は、カンボジアと世界中で、最も非人間的な生活を強いられている人々にとって、人間によりふさわしい生活ができるよう、そして皆さんにとっても、実りの多い年になるようにお祈りいたします。
かんぼれん代表 ボネット ビセンテ
2022年12月クリスマスメッセージより🎄