活動報告▽

かんぼれんとJSCシソポン事務所の取り組み

かんぼれんは、2003年スタディーツアー参加者とボネットさんを中心に活動を始めました。 (→詳しくは かんぼれん紹介へ
カンボジア北西部、タイ国境に近いバンテアイミエンチェイ州Banteay Meancheyの州都シソポンSisophonを拠点に活動するイエズス会サービスカンボジア(以下JSC)シソポン事務所のプロジェクトの一部に支援を行っています。

かんぼれんでは、毎年スタディーツアー時に、前年の詳細な支援報告書を受け取り、支援先のいくつかを訪問し、支援した人々より直接話を伺っています。
また、その年の支援については、JSCシソポンのスタッフと「カンボジアのもっとも貧しい人々に、今何が必要か」を話し合いながら、会員の皆様から頂いた会費・寄付をその時々に最もふさわしいと判断した支援に活用してきました。時には、支援を必要とする学校の先生や村の人々と直接話し合いの場を設けることもあります。

発足から20年、これまでJSCシソポン事務所のプロジェクト-開発、健康支援、教育、車椅子など-の中から多くの支援を行ってきました。
かんぼれん発足当初は、地雷事故により障害を負った人々や、貧しく生活が立ち行かない人々への支援に重きが置かれていましたが、徐々に、JSCでは、将来を見据え、子どもたちの教育に力を入れるようになってきました。

シソポンの貧しい村には、10年ほど前までは小学校のない村がありました。
カンボジアには、日本のような義務教育制度はありません。シソポンや貧しい地域には、現在でも貧困のために小学校にも通えない子どもたちがいます。低学年の頃には小学校に通っていても、身体が大きくなると、学校に行かずに農作業や家の仕事させられている子どもたちがいます。中学校に上がれても、自転車がないと学校が遠くて通学が困難な子どもたちがいるのです。

学校に行きたくても行けない子どもたちが、安心して学びを続けられるよう、かんぼれんはこれからも協力を続けたいと思っています。

Light of Mercy Home 子どもの家への支援

2011年からは、毎年ツアーで訪問するプノンペンの障がいのある子どもの家 Light of Mercy Homeへも支援を行っています。(→詳しくは2011年報告2021年支援へ)


かんぼれん20年間の支援のまとめ 2003~2022年

 

シソポンへの支援のまとめ 2004 ~2010年

 

支援報告 2004年~2022年

詳しい報告は写真からご覧いただけます。

今後も、カンボジアの友と連帯を続けられるようご支援、ご協力をお願いいたします。